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2010年05月20日

★起業家★

オムロン創業者 立石一真
「できません」と云うな

湯谷昇羊著 ダイヤモンド社 定価(本体1800円+税)

今流行のCSR(企業の社会的責任)

Corporate Social Responsibility

(株)アイランド倶楽部が利益を追求するだけではなく
アイランド倶楽部の活動が社会に与える影響に責任を持ち
あらゆるステークホルダー(利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体)
からの要求に対して適切な意思決定をすることを指す。(ウィキペディア参考)

むずかしぃぃ・・・・
むずかしぃぃ・・・・
ホントーにむずかしいぃですね。

このCSRの本質を立石一真は半世紀も前につかんでいた!

★起業家★

P134より

企業は社会に奉仕するためにある。

↑↑ こういう言葉は良く聞くし、いろいろな経営者が話している。

でも

こんなことを急に社員(スタッフ)に言っても・・・

それで一真は、まず

元気づくりから

よくいろんなセミナー(自己啓発みーたーいーなーっ)
に社長だけが元気っていうのをよく(かなりの確率で)見る。
たぶん、社員のモチベーションをあげることができないので
自己啓発と言う名の軍隊に3日間とか、1週間とか入隊させる!

まぁ、いいとか悪いとかではなく

自分は好きになれないので否定的なだけだけど・・・
社員教育を他の人に任せるって???それも軍隊に入れなくても

「私達はできーる」
「俺たちはできーる」
「私はできーーーーるっ」って・・・

「あなたを愛してまーす」って・・・

まぁ、そういった組織ってラーメンの渦巻きですから。

おっと・・・話がソレテ・・・

では、私もラーメンの渦巻き理論でいきたいのですが
この立石一真は本物だと思います。

ナルトと言われようが、カルトと言われようが
はずかしがらずに、理念を語らなくてはいけません。

企業は社会に奉仕するためにある。

大事なことです。

綺麗事でしょって?

そうです。綺麗事です。

じゃーっ、汚い事を言ったほうがいいですか?

ですよね。

綺麗なことを言い続けることによって
本物に近づいていけばいいと思います。

同じアホなら語らにゃー損損って。
葛飾北斎も言っています。(ホントか?)

北斎漫画(1981)の映画で
町人が踊る阿呆に見る阿呆って・・・
30年近く前に見た映画ですが・・・
衝撃でした。

踊る阿呆も
見る阿呆も

どっちもアホなんですから・・・

同じアホなら、踊らにゃ損損って、ということで
経営理念を語りましょうか!

「アイランド倶楽部を伸ばすことによって
会社は近隣の地域(恩納村、沖縄県)に
豊富な雇用を与えることができる。

その結果、地域社会には好ましい隣人になれます。

得意先に対しては
例えば、オールシーズン、MAXAIRとか・・・ふーのおばぁ(いつもお世話になっている)
良い取引先になることで奉仕する。
(たくさんお客さんが来ることによって、たくさんふーも買うし
ウエットスーツの修理の仕事も増えるから・・・と言う意味だね。)

さらに企業は
当然の行為として適正な利潤を追求するから
その利潤のうちの半分くらいは税金のかたちで国家に奉仕する。
(うちは恩納村で仕事をさせてもらっているから恩納村に税金が・・・)
きちんと税金を払うことによって、日本人になれるね(笑)
うちの社員も誇りを持って!たくさん所得税払っているからね。

会社が税金を払って・・・
その残りで社員に対しては、高賃金のかたちで奉仕する。
うまくいったらボーナスと言う形で・・・
新年会も、ボーリング大会も、ビンゴゲームも
そのうち、社員旅行でハワイもいいね!

株主に対しては
高配当の形で奉仕する。

得意先(観光のお客様)に対しては
良い所品をより安く供給して奉仕する。

さらに企業は
その属する地域社会の恩恵を被っているから
利潤の一部で(お金だけではないね!)
具体的な社会奉仕-福祉事業をして奉仕する。

例えば
マリン業界のために(その産業に属しているから)
海洋レジャー事業協同組合の
恩納村ダイビング連絡協議会の
沖縄県ダイビング安全対策協議会の
・・・・地域のエイサー、ハーリー
ビーチクリーン、ダイビングフェスティバルなどなど
に積極的に参加するもの!ひとつ。

こういった考えを立石一真は
半世紀も前に実践していた!

さすが、ピーター・F・ドラッカーが
「彼ほど、技術に造詣が深く、
 その方向性とイノベーションについて
 明確なビジョンを持っていた人を、
 私は他に知らない」
絶賛する、わけです。

世の中に認めてもらわんと!と言っています。

マリン業界も、うちのアイランド倶楽部も
社会に認めてもらえなければ、なくなってしまぇ!なんです。

「社会の側から見ると、
自分に最もよく奉仕してくれる企業(社会に役に立つ企業)
でなければ存続させる必要はないから、
そんな企業はつぶしてもいいんや。
その代わり、社会に最もよく奉仕する企業には、
研究開発投資などにより、さらにその企業を伸ばすための『経費』として
最も多くの『利潤』を与えてくれるんや」

これって

社会に役に立つ企業という、ことですけど
社会に役に立つ人間に置き換えても、深い意味があります。

「社会(会社)の側から見ると
自分(社会・会社)に最もよくサービスしてくれるスタッフ(人)
でなければ働いてもらう必要はないから、
そんなスタッフ(人)は辞めてもらってもいいんだよー
(志村けん風にやわらかく/実はきびしいけど)
その代わり、社会(会社)に最もよく奉仕するスタッフ(人)には
研究開発投資(講演会・本を読む・良い経験)などにより
さらに、そのスタッフ(人)を伸ばすための『経費』として
最も多くの『給料やチャンス』を与えてくれるんのサー」

立石一真の真似してみました。

(株)アイランド倶楽部
(株)ライスロケット  渡口



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Posted by ノボブ at 21:35│Comments(0)起業家
 
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