お金は無限に発行できる

その仕事は
利益につながって
いますか？

神田房枝（訳）ジャック・スタッフ著
ダイヤモンド社　1600円＋税

ゲームの基本ルール

p10
会社を安定させる唯一の方法は、
利益を上げて資金を作ることである。
その他のことはそれらの目的を達成する手段でしかない。

p21
こういう社員には、次のように言ってやりましょう。
「幸せは自分でつかむものだから、
どこか他で幸せになれるところを探しなさい」

p27
機械は利益を上げる方法は知りませんよ。

社員をこの成功の秘訣に導いてくれるものは教育です。

p40
いつも自分で問題を解決しようとすると、
自信溢れる社員を育てることはできないでしょう。

p51
「効果的な経営は、社員がやりたくないことを強要しても可能だ」
という大嘘が、すべての神話の前提にあることです。

p57
私は「楽しむこと」は仕事の一部だといつも思っています。
楽しまなければ良い仕事はできないのですから、当然でしょう。

p60
では、どうすれば社員の目に輝きを取り戻せるのでしょうか？

それには、

勝つ機会を提供して、

それを祝福することです。

p61
ビジネスは団体競技ーチームワークを育てるゲームを選ぶ

p64
勝利するごとにお祝いをする

p66
仕事ばかりが人生じゃない

社員には四十時間以上働いて欲しくないと、私は心から思う。
それで十分だ。
人間はバランスの取れた生活をしなくちゃいけない。
そうするともっと幸せになれるからだ。

p82
わが社では、製品を作った社員に、
可能の限り顧客に対応させる機会を与えるようにして、
全体図を見失わないように心がけています。

p84
社員が狭い担当だけにこだわってしまうと、
それぞれの部署は一つの会社として機能するのではなく、
競い合う分子のように行動してしまうんです。

p97
そこで求められるのが、社員を気落ちさせるんではなく、
メッセージを明確に伝える方法です。
それをやってくれるのが、まさに数字なんです。

p113
トイレットペーパーの消費量は

・・・・・

暇な時期ほど使用量が増えるという発見に至った。

忙しければ忙しいほど、トイレに行く回数が少なくなることを
みごとに証明したのだった。
この試みは、
一つのエンターテイメントとなったばかりか、
素晴らしい成果を上げた。

※※※

この本は、社員が50人以上になるような会社の経営者が
読むべきだと思います。。。。。

のぼる

以上