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2013年04月27日

[マネ]するマーケティング

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[マネ]するマーケティング

岡本史郎著 あさ出版
定価 本体1400円+税 

※この本の内容は、かつて5万円のセミナーで話されていました。
それだけ価値ある内容デス。
と言う訳で、今では絶版に成っていますが、最近読み直しても
やっぱり、具体的でわかりやすい。
Amazonで中古本をゲットしてください(笑)

p74
人にはサブモダリティという思考の優位性
があると言われています。

「視覚」
「聴覚」
「感覚」


の三つです。

p76
そもそも、こういった歴史上の人物を描いた
映画とドキュメンタリーにはどんな差があるのでしょうか。

p80
この工務店は、通販のチラシのキャッチコピーを
マネしたわけではありません。
実は、通販チラシの構造をマネしたのです。

家で言えば骨組みをマネしました。

p83
多くの人は、キャッチコピーなどをマネしたと
思いがちですが、そうではないのです。
マネするのは、いつでも骨組み。

p95
このバタフライ効果が言わんとしていることは、
ちょっとしたことがすべてを変えてしまうということです。

p110
私「なぜ、シミがとれるんですか?」
薬剤師「それは、この乳液に活性炭が入っているからです
活性炭は吸収力が強いのでシミなんかも吸収してしまうんです」

私「なぜ、スーッと吸収するんですか」
薬剤師「それも活性炭が入っているからです」

私「この商品は活性炭を液化したものなんですね」
でも、この人が作ったチラシには
「活性炭」という言葉がありません。

p112
「こだわり」はそのまま伝えてもダメだと言いました。

p116
「アワの立たない洗剤」のように
自社の欠点と思っているものも資産に成ります。
さらに欠点をUSPにしてしまうと、
もう言い訳の必要もなくなります。

p122
あなたの当たり前はお客の驚き

p124
「何となくエモーショナル」なキャッチコピーは
作り手の自己満足がほとんどです。
これを見た人は、「少し変わったキャッチだな」と思うので
好奇心から目をとめますが購買にはつながりません。

p130
婚礼家具を売りたい。
だから結婚情報誌に広告を出す。
ここまでは世界です。
しかし、こういう雑誌をみる人がどういう人がわかっていません。

p131
「読み手の想定」は当たり前のことです。

p134
頭のいい通販会社は、全国にどんな新聞、ミニコミ誌があるか
すべて把握すると同時に、その広告効果もほぼ押さえています。

それだけ、媒体は重要です。

p137
このようなお試しセットなどをオファーと言います。
オファーは、ネズミ捕りのエサのようなものです。

お試しセットや資料をエサにして

名簿を集めようとするわけです。

p141
このチラシのコンセプトは何でしょうか?
言い換えると「このチラシでお客さんは○○できる」
の「○○」は何でしょうか?

p151
お客さんは流れのないチラシにはスグに飽きてしまいます。

p167
雑誌はキャッチコピーだらけです。
表紙からはじまって、終わりまでキャッチコピーの山。
正直、この山の中で、ピカッと光るものは数パーセントもありませんが、
それでも雑誌の編集者とういプロが考えるものですから、
いいものに出会えることがあります。
そして、よいキャッチコピーを見つけると、切ってはネタ帳にはっていきます。

p180
「アトピーが治らないのは○○の理由からで、それは当然です」
とやるよりも、
「アトピーが治らないと悩むのは不思議なことではないのです」
と表現した方が反応は上がります。

p181
先行市場は音楽市場
どんな仕事をするにも、先に走っている何かを参考にする方が楽です。

⬆⬆ 私は ⬆⬆
この部分に共感します。

だから、よくFacebookで誤解をまねくのですが、エロ本を大人買いして、
広告の勉強をしましょう、と言っているのです。

この本は神田昌典氏の「90日でアナタのお店が儲かる」の延長線上にあります。
感情をかきたてるキャッチフレーズを使っても、それだけでは上手くいかない。
そこでどうすればいいの、という謎(笑)が解けると思います。


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Posted by ノボブ at 09:33│Comments(0)本の紹介
 
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