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2011年08月03日

エアストリーム改パウダールーム

エアストリームを改造して、パウダールームにしました。

経済的な成果を上げる
※全開ブログにアップした文章の焼き直しです。

 マネジメントは、あらゆる意思決定と行動において、
経済的な成果を第一義とする。
企業のマネジメントは、経済的な成果を上げることのみによって、
その存在と権威が正当化される。
 企業の活動には、従業員の幸福、コミュニティの福祉、
文化への貢献などの非経済な成果がある。
しかし経済的な成果があげられなければ、マネジメントは失敗である。
消費者が進んで支払う価格で望む財やサービスを提供できなければ、失敗である。
自らに託された経済的資源を使って、
その富の創出能力を増大させることができなければ、
あるいは少なくとも維持することができなければ、失敗である。
                         
P.F.ドラッガー 現代の経営より


エアストリーム改パウダールーム


優れたビジネスはポジショニングを徹底的に考えられているそうです。
ポジショニングと言うと、難しいので調べてみると
「市場における自分の存在位置」
人で言う、立ち位置?みたいなことでしょうか!
優れた会社は自分の存在する場所を徹底的に考えている。
マリン業界ではダイビングポイントのこと、ローカルのこと、沖縄県のこと
を考えて、活かされている(生かされている)ことをもっと知る必要があります。
それだけでは足りない。お客様がいないところでは会社は存在できないので
営業活動は、自分の立ち位置をつくる重要な仕事(スキル)でしょう。
ドラッカーが厳しく言っているように、どんなに良いことをしようとしても
経済的な成果がでなかれば、マネジメントは失敗。
子供といっぱい遊んで良いパパだけど仕事できない父親・・・みたいな。
会社も男も、お客様と女性に選んでもらえなくてははじまらない。

誰もいない場所に、自分をおいている。

世の中には、すごーい歌があるもので(怒られそうですが)
「No1にはならなくていい・・・・オンリーワン・・・」
たしかに人間一人ひとりが全員オンリーワンであることは事実。
聞いていても、歌っていても、マウンテンドゥー(手もあげてください)
しかし、誰にとってのオンリーワン?
お客様から選んでもらう時、No1にはならなくていい・・・
オンリーワンになるんだって言うと、これはすごく大変なことです。
結局、オンリーワンになるためには、何かで、どこかで、No1を目指さなくてはいけない。

優れたビジネスはポジショニングを徹底的に考えられている
優れた会社は自分の存在する場所を徹底的に考えている。
誰もいない場所に、自分をおいている。

かけっこをすれば、No1からビリまできまってしまう。
ビリでもオンリーワンになれるのか?
ゴールを切るときに、最高の笑顔でピースをすればいい。(笑)
この歌は、マンテンドゥーではなくてドクターペッパーだったようです。
もしかして、足が遅い奴は、かけっこで勝負しなければいい。
「わらわさー」の道を選べばいいのかも、と胴体着陸です。

商品企画手法にプロダクトインというのがあります。
企業側から、トップダウンで提供する商品のことです。
「もの余り期」が訪れると(ダイビングショップが多くなると)
お客様のニーズとかウォンツをマーケットリサーチによって指標化して、
それを基に商品をつくり出すマーケットインもあります。
かっこいい男は、トップダウン(亭主関白)で助手席にふんぞり返っていれば
良かったのですが、今は助手席のドアを開けてあげなくてはいけないようです。
マーケティングを少し勉強すると「大事なのはお客様のニーズだ」
「お客様のウォンツを分析するんだ」というのを聞いたことがあると思います。
これは、当たり前のことで正論なのですが、形だけを追い続けるマーケティングは、
もはやビジネスにおいて大きな変化をもたらしません。(成果が出ない・・・トホホッ)
より大きなレベルで「人間」というものを捉え、理解し、
本質的なレベルで戦略を展開していく必要があると思います。
 
 マーケティングの本を読んでみると
「狩猟型マーケティング」「農耕型マーケティング」というのがありました。
私が経営する(株)アイランド倶楽部の集客方法は
観光雑誌やインターネット広告による典型的な狩猟型マーケティングです。
最初の頃は、商品企画手法に関してもプロダクトイン(亭主関白)を用いました。
「青の洞窟シュノーケリング・ダイビング」や「スターライトヒーリングツアー」などがそうです。
観光地であること。沖縄の海、マリンサービスにマッチした手法です。
ここ数年はアンケート葉書などでマーケットリサーチをして、
さらに良い商品をつくり出していくというマーケットインで業績を伸ばしてきました。
マーケットインからプロダクトインも最終的には商品を伝えるための広告が必要になってくるのは変わらなく、
広告は、投資→回収→再投資のプロセスが「広告の費用対効果を最大化」させることが目的だったとも言えます。
そのため、これまでの広告というと、
「いかに興味のある人を集めるか」ということにばかりが注目しがちでした。
つまり、いかに手っ取り早く集めて、商品を売るかということを目指した広告です。
これはマーケティングの世界では、常識といわれている方法ですが、
ここにもう一つ新しい視点を加えてみました。

「狩猟型マーケティング」+「農耕型マーケティング」です。

農耕型マーケティングは、まず畑を耕して、種をまいて、
稲穂がついたところではじめて収穫となります。
マリンビジネスに置き換えると、
観光客(一元客)がスノーケリングや体験ダイビングをする畑を耕す(同時に実の収穫もしながら)。
優秀なスタッフを育てて、お客様に最高のサービスを提供する(教育する)のが種まきです。
リピーターや紹介などが収穫(再集客)になります。
種と言っても一種類だけではありません。
自社パンフレット、エアストリームや施設の外装や内装、ヤシの木も重要になってきます。
ここからは本題から外れるので省略しますが、
「より大きなレベルで「人間」というものを捉え、理解し、
本質的なレベルで戦略を展開していく必要がある」ということに変わりはありません。

まぁ、「草むにー」が多かったのですが
言いたかったことは、エアストリーム改パウダールームが好評だということです。えっ墜落!

エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム
エアストリーム改パウダールーム


内装は同級生の宇根さん(ドウスン)に頼みました。
守礼シャッター、ディーズカフェ、ガッツのドウスンです。
http://shureishutter.ti-da.net/e3416462.html
http://www.hotpepper.jp/strJ000796530/



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この記事へのコメント
市販のものをうまく利用して作ってますね。全体のトーンといいスツールのチョイスといい昇のセンスとは思えない出来です。
ミラーもいい感じに出来上がってますね。 
 
以上、同級の長堂でした。
Posted by 琉球樂団琉球樂団 at 2011年08月09日 18:19
お久しぶりです。この前の同窓会以来・・・
琉球楽団 http://www.r-gakudan.jp/
素敵なホームページです。ながどーは石田中だったよね。
うわさによるとイチロウの家を設計したって聞きました。
PS
すごーくたまにケンサクと夕食したりしてます。
Posted by のぼる at 2011年08月10日 17:58
 
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