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2010年04月28日

ブランド その2

ブランドについて

シンプルマーケティングより

19世紀の初頭、開拓時代のアメリカでは
モノの供給システムが不安定だった。

・まず値段が一定でなかった。
・客によって値段が違った。
      ・黒人か白人か
      ・知り合いかよそ者か
      ・老人か子供かなど・・・
・供給が不安定だった(店の仕入れがその場任せ)

やがて、開拓時代の粗雑なやり方は衰退していき
何を買っても価格は10セントという
「10セントストア」が台頭した。

価格を10セントにするために

   → 飴、砂糖などをあらかじめ袋に入れて、量を一定に
     しなくてはいけなかった。

パッケージのはじまり!

そうしてお店は「量り売り」の時代から脱却・・・

誰が買っても「10セント」・・・

※この誰が買っても同じになった・・・というのが、今の時代では考えられないけど
まぁ、お店側がお客様を選んでいた時代、だったのでしょう。
でも、人を見て値段を決める商売をしている・・・のもあるよなぁ・・・
仕事上、業者さんに「見積」っていうのをお願いするけど
な・ん・か 「言ったもん勝ち・・・」みたいなのは疲れます。
値引きされる額を最初から上乗せしていて・・・
まぁ・・・駆け引きなのか・・・最初から言えよって思うんだけど・・・
だから → ブランド (無理やりつなぎました)

話は戻って

「10セントストア」は大流行! 各店は、
他の10セントストアと差別化をはかり、固定客をつくろうと。躍起になった

そして!!!

自分の店の商品は品質がいいと訴求しようと考え・・・
パッケージに店の名前を・・・品質を保つため・・・仕入先を絞り・・・
複数の工場から仕入れると・・・クオリティが保てない・・・

パッケージにストアネーム → ストアブランドができた。

アメリカのブランドは

「誰が買っても、一定の品質が得られる」ことからはじまった。

ブランド = 「保障」

アメリカのブランドは

例えば

そのブランドのチョコレートを買えば
それ以上においしい品物が手に入ることはないが
それ以上にまずい品物を買うおそれもない・・・・・という

失敗したくない → リスクヘッジの考え

マイナスの発想から始まったらしい。

シンプルマーケティングP150より

ブランド その2

私のハーレー(厳密にはエンジンのみハーレー)のキャリパーは 
PM(パフォーマンスマシーン)というブランドです。
私はレーサーではないので、性能については良くはわかりません。
・・・いろんなパーツを比べることもできません。
でもでも、PMは安心なんです。・・・がかっこいいんです。
いろんな雑誌など、たくさんの人が認めているブランドだから・・・
最終的には、高くても払いたい!って思う付加価値があります。

ちなみに、リアにサスペンションがありませんが

合法です。

アメリカで登録された車体が日本に入ってきたので
OKです。 エボリジット公認 というか エボリジット合法 です。


次回はヨーロッパのブランドの歴史


(株)アイランド倶楽部
(株)ライスロケット  渡口


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