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2019年01月30日

メラニー・クライン(女性精神分析家)

メラニー・クライン(英: Melanie Klein、1882年3月30日 - 1960年9月22日)

オーストリアのウィーン出身の女性精神分析家。
児童分析を専門とする。

Wikipediaから

メラニー・クライン

先述しました、ドナルド・ウィニコットに大きな影響を与えたメラニー・クラインです。
ドナルド・ウィニコットは、メラニー・クラインから訓練を受けたそうです。

メラニー・クラインは、

乳幼児期における良い乳房と悪い乳房の未統合によって精神的な問題が起こると考えました。
対象関係論(Object relations theory)英語そのままです。


・良い乳房
・悪い乳房

は、喩えだと思いますが、何か深い意味がありそうです。

メラニー・クラインは、
フロイトと並ぶ児童分析の創始者です。

フロイトらの正統派児童分析と異なり、
児童分析の臨床(りんしょう)を通し独自の理論を発展させてクライン学派を生みます。

・ごっこ遊び
・水いたずら

フロイト以後の精神分析に大きな影響を与えました。

ごっこ遊びは、何かになったつもり、確かに、男の子は、ヒーローになったり、
女の子はお姫さま、ママになったり、みんなしますよね。
子供は、興味のある対象になりたがりますから、そこから対象関係論なんだと思います。

また、

児童分析には両親の参加は必要ないと主張して、
フロイトの末娘アンナ・フロイトと論争を行い、

1930年代からイギリスの精神分析家の間で活発な論争が行われ(アンナ―クライン論争)
この論争の中から3つのグループが形成されました。

・英国独立学派(メラニー・クラインを中心とし)
・大陸学派(アンナ・フロイトを中心にした)
・対象関係学派

です。

対象関係学派の中心メンバーには、ドナルド・ウィニコットがいます。

もう少し、人間関係を調べてみます。

アンナ・フロイトは、

アンナ・フロイト

精神分析の創始者・ジークムント・フロイトの娘で、イギリスの精神分析家。児童精神分析の開拓者です。
大きな影響を与えたであろう、父親のジークムント・フロイトが亡くなったあと、
ますます、児童心理学に専念します。

その中で、メラニー・クラインと研究上の意見が別れて論争が起きました。

女同士の喧嘩だったら、大変なことになっていたかもしれませんが、
そこは、心をテーマにしていますから、仲良く議論していたのかもしれません。

ちなみに、二人は似ていると思いませんか。

話は戻って、

メラニー・クラインから影響を受けたと言うか、弟子に、あのエリクソンがいました。
戦争が子ども達に与えた影響なども調査していたようで、特に、幼児の防衛機制についての研究が名高いそうです。

前回のブログで書いた、

ドナルド・ウィニコット
移行対象理論 transitional object(トランジショナル・オブジェクト)
は、メラニー・クラインから影響を受けましたよね。
その元になるのが、アンナ―クライン論争で、対象関係学派が生まれました。

アンナ・フロイトのお父さんが、ジームクント・フロイトで、
また、アンナの弟子にエリク・ホーンブルガー・エリクソンです。

エリク・ホーンブルガー・エリクソン

エリク・H・エリクソンのお名前は、良く聞きますし、フロイトは超有名ですね。

実は、名前だけ知っているので、引き続き調べてみました。

インターネットには、情報がいっぱいですから、いつまでも終わりがない(笑)です。

まずは、アンナ・フロイトのお父さん、ジームクント・フロイトから調べてみます。

ジームクント・フロイト

ジークムント・フロイト(独: Sigmund Freud、1856年5月6日 – 1939年9月23日)は、
オーストリアの精神医学者、精神分析学者、精神科医です。

精神分析学の創始者として知られています。最近よく耳にするPTSD (心的外傷論)の研究をしてました。
また、コカインの研究もしていたそうです。

ジークムント・フロイトが生まれた頃の日本は、幕末じゃないですか。
写真を見ると、胸元に鎖がありますね。多分、懐中時計だと思います。機械式のゼンマイ時計でしょう。
日本には、まだ、普及してはいなかったかもしれません。

また、同じように、心の病気という概念もなかったのか、日本は平和だったのかもしれません。

少し、復習してみます。
今、あれって思ったことなんで書きますが、少し思い出してください。

対象関係論(たいしょうかんけいろん、英: Object relations theory)は精神分析の一方法論です。
ジークムント・フロイトの理論を基に、メラニー・クラインらが新しいやり方として発展させました。

1930年代からイギリスの精神分析家の間で活発な論争が行われ(アンナ―クライン論争)
この論争の中から3つのグループが形成されました。

・英国独立学派(メラニー・クラインを中心とし)
・大陸学派(アンナ・フロイトを中心にした)
・対象関係学派(ドナルド・ウィニコットらが中心)

でしたよね。

ジークムント・フロイトの理論を基に、メラニー・クラインが対象関係論を発展させたのですが、

メラニー・クラインは、英国独立学派で、
ジームント・フロイトの娘は、大陸学派です。

そして、対象関係学派は、ドナルド・ウィニコットで、前のブログに戻りますが、

移行対象理論になります。

こういうのって、試験に出るかもしれませんね。

ジームント・フロイトと、エリクソンは、まだまだ先が長そうなので、一旦、終わります。




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Posted by ノボブ at 13:34│Comments(0)公認心理師
 
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