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2005年11月10日

気づく

なぜ、人は「大切なこと」を見過ごすのか

「気づく」という心の動き

※心理学の世界では 問題解決の心理学や
          認知心理学の分野で取り扱われる。

気づく

三方囲まれた檻があります。
そこにお腹をすかせたニワトリを入れます。
ニワトリの好きなケーキを置きます。(ホントか???)
ニワトリはケーキが食べたいのでケーキにまっしぐら・・・
でも檻が邪魔になって食べることができません。

このニワトリの
食べたい食べたい食べたいと言う気持ち → 「動因」
と言います。

ニワトリを誘惑しているケーキを    → 「誘引」
と言います。

でもお腹がすいていなかったり、ケーキに興味がなければ
ケーキが食べたいということは起こらないのです。

お腹がすいていて ケーキがある
「動因」 と 「誘引」 が なければ 問題は起こりません。

そこでアイランド倶楽部で一番知能の高い
エリィで実験してみます。
エリィはみごとビールまでたどり着きます。

ニワトリはアキラメマス。
でも、エリィは回り道します。

エリィは問題を感じ取り、解決するのです。

これが「気づく」と言うことです。

ここですごいことは
一度目標から遠ざかって回り道すると言う思考です。
とてもすごいことです。
目標を達成するために 遠回りするのです。
これはかなり高度な思考です。

●自分と自分の入っている檻
●エサの位置
●檻の仕組み

という全体構造が把握できなければ、この発想は出てこない。

ニワトリのようにエサという要素ばっかりにとらわれていては
全体の構造が見えてこない。
だから、問題場面が見通せない。問題の解決策に気づかない。

会社で言うと

やる気(お客様によろこんでもらうぞ!とか
    もっとがんばって稼ぐぞ!とか ) → 「動因」

会社の「目的」「目標」 →  「誘引」

ここでの誘引は
 この会社が何を目指しているのか!
 どこに向かっているのか!  (会社のゴール)

本人の「やる気」という 「動因」
会社の「目標・目的」  「誘引」

本人の「やる気」がなければ課題に気づかない。
 しりを叩かれて仕事をやらされている人と
 仕事を面白いと感じて積極的にやっている人と
 では 仕事の見え方が まるで違う。
「やる気」があれば疑問もわくし職場を離れても仕事のことが
頭の隅から離れない。敏感になっているから、家でテレビを見ていても
仕事に役に立ちそうなものがあれば、取り入れようとする。
 それが新しい「気づき」になっていく。

また、会社が何をやろうとしているかわからなければ
 目標や目的に近づけないわけで・・・・
 当然、これも課題に気づかない。 

もし、「やる気のないスタッフ」と
   「目標と目的のない会社」が あるとしたら????

どちらも大切なこと!


プレジデント社 気づく力 952円
 を参考にしています。

アイランド倶楽部 トグチ




Posted by ノボブ at 04:56│Comments(0)
 
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