› お金は無限に発行できる › ドラッカー思考2
2010年04月21日
ドラッカー思考2
ドラッカー思考
一条真也 フォレスト出版 1500円+税
前回もご紹介した本ですが、(このきっかけで)
また読んでしまいました。やはり、この本はおススメです。
「100年に一度の波」、予想外のセットがきました。
筆者は言っています。
世界の一流といわれていた大企業が崩壊する時代です。
あなたの会社が大丈夫ということはありません。
つまり、会社員はいつクビを切られるかわからない状況です。
そこで、この経済状況、社会状況でいちビジネスマンが生き延びる
「ただひとつの方法」が「ドラッカー思考」を身につけることです。
あらためてこの本を読んで、「実践プラン」がとても良い。
●実践プラン1 あなたは、何によって憶えられたいのか考えてみよう
●実践プラン2 あたなの成長のために、最も優先すべきことは何か考えてみよう
●実践プラン3 自分の目指すところ、目標を箇条書きでメモし
実際の結果と比べてみましょう
・・・
●実践プラン5 会社の動かす歯車になることに徹して仕事をしてみましょう
・・・
●実践プラン18 社会への貢献を考えながら仕事の戦略を立てる
・・・
●実践プラン29 他業種で効果のあった取り組みを、
自分の仕事に使ってみてください
・・・
●実践プラン44 永遠に続くものはないと意識しておきましょう
・・・
●実践プラン47 まずはじめに感謝する心をつくりましょう
例えば 実践プラン5 について
こう書いてあります。
「部下」「上司」「社長」は歯車
会社や組織に属する皆さんに、ぜひいっておきたいことがあります。
それは、みなさんは歯車だということです。
こう聞くと、意外に思う人や失望する人がいるかもしれません。
確かに、「歯車」問う言葉に良いイメージを持つ人は・・・
・・・「どうせ俺なんか、会社の歯車だからな!」・・・
この本を読んで
「単なる伝達歯車」 と 「チームを動かす駆動歯車」
の違いを勉強してみるのも面白いと思います。
・・・
テレビや映画の影響も大きく(ヒーローのあり方が間違っている???)
24のジャックバウアーは、好き勝手、命令違反ばっかり
踊る大捜査線の青島(織田雄二)は上司に反抗してつっぱしります。
まぁ、テレビ・映画の世界なので・・・いいのですが・・・
それを会社や組織で、実際にする人がいるのが(不安)迷惑です。
自分が会社の「歯車」、世の中の「歯車」って???(イヤだーっ)
または、ジャックや青島に憧れて???しまっている人は
早めに読んだほうがいいかも(笑)しれません。
最後に、沖縄の人には耳の痛い話
P105 ●人生とは時間を生きること
考えてみると、人生とは時間を生きることです。
一つひとつの時間の積み重ねが、人の一生です。
時間とは生命そのものなのです。
ある人が・・・待ち合わせの時間に遅れてくる時、他人が被る迷惑は
計り知れないほど大きいといえます。
待たされる時間は、完全に「失われた時間」になるのです。
・・・経営コンサルタントの山崎武也氏は
時間を守らない人は信用できないだけでなく「時間泥棒」と・・・
強盗された時間という財物は・・・取り返すことができない生命の一部であり
・・・待たせた人の生命の一部を・・・そうなると「時間泥棒」どころか
「部分的殺人」の罪と断ずることもできるというのです。
「沖縄タイム」って笑ってられませんね。
まぁ、待たされてもいいように、この本を鞄に入れて。
(株)アイランド倶楽部 渡口
Posted by ノボブ at 13:06│Comments(0)